ちょっとカルチャーショック エビ [作り話・JUNK]
端末(パソコン)の前に座っているプー太。
パソコンは、オペレータの画面を終了して、Windowsの表示になっている。
エクスプローラで見ても、ローカルなファイルは、特に何も見あたらない。
□■□さんが来て、オペレータ画面の開始方法と、共有フォルダの勤務表の場所を教えてくれて、
すぐにまた、どこかに行った。
◇
勤務表に記入して、もうすぐ定時になったので、
プー太((周りに)誰もいないけど、このまま帰っていいのかな?)と思っていると、
□■□さんが来て、
□■□「今日はこれで終了です。
また、明日の分は用意しときますので、よろしくお願いします。」
プー太「よろしくお願いいたします。」
「パソコンは、電源を落とさなくていいんでしょうか?」
□■□「あー、それは落とさなくて大丈夫です!」
プー太「分かりました。 では、お先に失礼します。」
初日は終了した。
◇ 次の日
プー太は、□■□さんから、手順書と作業指示書を渡された。
作業指示書には、登録が4件と、オペAが2件書いてあり、
手順書はオペAの手順だった。
とりあえず登録作業を行うプー太。
登録内容は、ユーザーの基本情報で、中にはユーザーの親子関係や、同一口座のような設定もあるようだった。
オペAは、登録ユーザーでの利用を疑似的に行うものだった。
登録作業は4件すると、意外と時間がかかった。
オペAの作業をしようとしたとき、□■□さんが来て、
□■□「今、どのくらいできました?」
プー太「登録の4件が終って、これからオペAを始めるところです。」
□■□「それなら、ちょっと来てくれる」
そのまま、別のテーブル(の島)に移動して、席に座って待っているプー太。
後から、□■□さんに連れられて、▽□さんと●▽▲さんも来ました。
□■□「そのまま、待っててくれる、もうすぐ来るから、」
□■□さんは、どこかに行きました。
しばらくして、
▼□■「あー、おまたせ」
3人 「・・・」
「お疲れ様です。」
▼□■「今、障害が出て、横展開で調べてほしいことがあるんだけど、」
3人 「・・・」
▼□■「聞いてない?
なら、これから説明するんだけど、」
3人 「はい・・・」
▼□■さんは、あるエラーについてのプログラムの記述を説明した。
同様のエラーが、他のプログラム内にないかチェックしてほしいという話だった。
探す範囲が書かれた紙が配られた。
その範囲を3人で分担して、チェックすることになった。
▼□■「することは分かった?
分かったなら、解散! よろしく頼むよ」
プー太は端末のところに戻り、Windowsにして、エクスプローラでファイルのある場所を開いた。
最初はよく分からなかったが、指定範囲のディレクトリ(フォルダ)配下のJavaファイルで、
同様のプログラムの記述がないか探した。
結果は、同様のエラーは無かった。
◇
しばらくすると、□■□さんが来て、
□■□「どういう話でした?」
プー太(どういう話って、知らずに呼んだのか?)
プー太「バグの横展開のチェックをするっていう話でしたが、
で、今、チェックしてたんですが、
オペAの作業より優先してやって良かったんでしょうか?」
□■□「あー、それは大丈夫。
やってくれていいですよ。」
プー太「先程の方は、どんな立場の方なんでしょうか?」
□■□「▼□■さんですか(?)
開発部のリーダーというか、
今、私は、テスト実施の推進のリーダーになりますが、
もうひとつのチームのリーダーになりますか、」
プー太「分かりました。
ありがとうございます。
後、これからオペAの作業を開始します。」
□■□「よろしくお願いします。」
「また、(▼□■さんに)呼ばれたら、そっちもお願いしますね。」
プー太「分かりました。
よろしくお願いいたします。」
◇
しばらくして、
▼□■さんが少し離れたところから呼んでいた。
▽□さんと●▽▲さんも気づいて集まってきているようだった。
プー太もそっちに行った。
▼□■「皆さん、チェックできましたか?」
3人 「はい。チェックしました。」
▼□■「結果は?」
プー太「同様のエラーはありませんでした。」
▽□ 「私もチェックしたプログラムにエラーはありませんでした。」
●▽▲「私も同じです。 エラーは見つかりませんでした。」
▼□■「エビデンス(証拠画像)は? どこに置いてある?」
3人 「・・・」
プー太「エビデンスはとってないです。」
▼□■「どうしてとらないの?」
プー太「今までの作業場所では、調査のエビデンスは要求されなかったので・・・」
▼□■「じゃあ、どうやって、私が、チェックしたことを確認すればいい?」
「エビデンスがないと、正しくチェックされたか判断できないよね!」
プー太「そうですが・・・」
「では、もう一度チェックして、エビデンスをとりましょうか?」
▽□ 「・・・」
●▽▲「・・・」
▼□■「もういいです。
今回はこれまでにします。
次回からはエビデンスをきちんととって下さい。」
そう言って、▼□■さんは出ていきました。
重い空気の中、3人は解散しました。
プー太(バグの横展開調査でエビデンスなんて、言われたことないんだけど、なんだかなー。)
つづく
パソコンは、オペレータの画面を終了して、Windowsの表示になっている。
エクスプローラで見ても、ローカルなファイルは、特に何も見あたらない。
□■□さんが来て、オペレータ画面の開始方法と、共有フォルダの勤務表の場所を教えてくれて、
すぐにまた、どこかに行った。
◇
勤務表に記入して、もうすぐ定時になったので、
プー太((周りに)誰もいないけど、このまま帰っていいのかな?)と思っていると、
□■□さんが来て、
□■□「今日はこれで終了です。
また、明日の分は用意しときますので、よろしくお願いします。」
プー太「よろしくお願いいたします。」
「パソコンは、電源を落とさなくていいんでしょうか?」
□■□「あー、それは落とさなくて大丈夫です!」
プー太「分かりました。 では、お先に失礼します。」
初日は終了した。
◇ 次の日
プー太は、□■□さんから、手順書と作業指示書を渡された。
作業指示書には、登録が4件と、オペAが2件書いてあり、
手順書はオペAの手順だった。
とりあえず登録作業を行うプー太。
登録内容は、ユーザーの基本情報で、中にはユーザーの親子関係や、同一口座のような設定もあるようだった。
オペAは、登録ユーザーでの利用を疑似的に行うものだった。
登録作業は4件すると、意外と時間がかかった。
オペAの作業をしようとしたとき、□■□さんが来て、
□■□「今、どのくらいできました?」
プー太「登録の4件が終って、これからオペAを始めるところです。」
□■□「それなら、ちょっと来てくれる」
そのまま、別のテーブル(の島)に移動して、席に座って待っているプー太。
後から、□■□さんに連れられて、▽□さんと●▽▲さんも来ました。
□■□「そのまま、待っててくれる、もうすぐ来るから、」
□■□さんは、どこかに行きました。
しばらくして、
▼□■「あー、おまたせ」
3人 「・・・」
「お疲れ様です。」
▼□■「今、障害が出て、横展開で調べてほしいことがあるんだけど、」
3人 「・・・」
▼□■「聞いてない?
なら、これから説明するんだけど、」
3人 「はい・・・」
▼□■さんは、あるエラーについてのプログラムの記述を説明した。
同様のエラーが、他のプログラム内にないかチェックしてほしいという話だった。
探す範囲が書かれた紙が配られた。
その範囲を3人で分担して、チェックすることになった。
▼□■「することは分かった?
分かったなら、解散! よろしく頼むよ」
プー太は端末のところに戻り、Windowsにして、エクスプローラでファイルのある場所を開いた。
最初はよく分からなかったが、指定範囲のディレクトリ(フォルダ)配下のJavaファイルで、
同様のプログラムの記述がないか探した。
結果は、同様のエラーは無かった。
◇
しばらくすると、□■□さんが来て、
□■□「どういう話でした?」
プー太(どういう話って、知らずに呼んだのか?)
プー太「バグの横展開のチェックをするっていう話でしたが、
で、今、チェックしてたんですが、
オペAの作業より優先してやって良かったんでしょうか?」
□■□「あー、それは大丈夫。
やってくれていいですよ。」
プー太「先程の方は、どんな立場の方なんでしょうか?」
□■□「▼□■さんですか(?)
開発部のリーダーというか、
今、私は、テスト実施の推進のリーダーになりますが、
もうひとつのチームのリーダーになりますか、」
プー太「分かりました。
ありがとうございます。
後、これからオペAの作業を開始します。」
□■□「よろしくお願いします。」
「また、(▼□■さんに)呼ばれたら、そっちもお願いしますね。」
プー太「分かりました。
よろしくお願いいたします。」
◇
しばらくして、
▼□■さんが少し離れたところから呼んでいた。
▽□さんと●▽▲さんも気づいて集まってきているようだった。
プー太もそっちに行った。
▼□■「皆さん、チェックできましたか?」
3人 「はい。チェックしました。」
▼□■「結果は?」
プー太「同様のエラーはありませんでした。」
▽□ 「私もチェックしたプログラムにエラーはありませんでした。」
●▽▲「私も同じです。 エラーは見つかりませんでした。」
▼□■「エビデンス(証拠画像)は? どこに置いてある?」
3人 「・・・」
プー太「エビデンスはとってないです。」
▼□■「どうしてとらないの?」
プー太「今までの作業場所では、調査のエビデンスは要求されなかったので・・・」
▼□■「じゃあ、どうやって、私が、チェックしたことを確認すればいい?」
「エビデンスがないと、正しくチェックされたか判断できないよね!」
プー太「そうですが・・・」
「では、もう一度チェックして、エビデンスをとりましょうか?」
▽□ 「・・・」
●▽▲「・・・」
▼□■「もういいです。
今回はこれまでにします。
次回からはエビデンスをきちんととって下さい。」
そう言って、▼□■さんは出ていきました。
重い空気の中、3人は解散しました。
プー太(バグの横展開調査でエビデンスなんて、言われたことないんだけど、なんだかなー。)
つづく