新しい常駐先 [作り話・JUNK]
今月一杯で、今の常駐先が終了になるプー太。
早速、自社の営業Iから連絡があり、
来週の木曜日の定時後、面談予定で、SB駅に向かうことになりました。
常駐先での作業は、いままで通りの手伝い作業があり、
毎日、坦々と作業していました。
もう(プロジェクトを)やり直すことが決まっているからか、
プー太が残業することは、殆どありませんでした。
◇ 面談~諸手続き
次の常駐先を探すための面談は、いつもなら もっと遅い日時に予定が入るのに、
今回は面談予定の連絡が早く、
プー太(もう面談か、今回は何社受けるんだろ。
早く受けた面談は落ちることが多いからなー。)
面談を受けた翌週、プー太は体調不良で欠勤しました。
数日後、営業Iから 面談を受けた会社から参画要請があったと連絡が入りました。
営業I「参画要請がきたんですが、確定していいでしょうか?」
プー太「はい。確定でお願いします。」
営業I「本当に確定していいんですね。」
プー太「はい。」
営業I「では、手続きします。」
プー太「よろしくお願いいたします。」
プー太(今回は早く決まったなー。本当に大丈夫なのか?)
数日後、営業Iから 入場前に誓約書を提出することになるので、帰社してほしいという連絡がありました。
プー太は金曜日の定時後に帰社して、誓約書にサインしました。
交通費は出ますが、残業にはなりません。
翌週、営業Iから セキュリティに関する書類を提出する必要があるので、帰社してほしいという連絡がありました。
プー太は木曜日の定時後に帰社して、セキュリティの資料を見て、書類にサインしました。
交通費は出ますが、残業にはなりません。
営業I「また帰社していただいて、本当に申し訳ありません。」
プー太「何で前来たときに一緒にできなかったんですか?」
営業I「前のときは誓約書しか言われてなかったんです。」
プー太「客先がこうしたってことですか。」
◇
プー太は金曜日、私用のための休暇(欠勤)を前日に連絡して休みました。
プー太は、毎年行っている会社の株主総会に出席しました。
風邪や体調不良で欠勤や遅刻が続き、欠勤が一日増えても「まー、仕方ないか」という感じでした。
◇ 最終日
常駐先の勤務表を提出し、受領印の押された勤務表のコピーを受け取るプー太。
その後、使用していたパソコンの作業ファイルをすべて削除しました。
定時になり、プー太は〇●〇さんのところに行って、
プー太「〇●〇さん、短い間でしたが、大変お世話になりました。」
〇●〇「今日で終り(?)。 お疲れ様でした。
勤務表とパソコンと、、もう終わった(?)」
プー太「はい、後は入館証だけです。」
〇●〇「ああ、入館証ね。 じゃ、」
一緒に部屋を出て、
〇●〇「犬神さんは、次は決まってるんですか?」
プー太「はい。決まってます。」
〇●〇「ああ、それは良かったです。
今回はこんなことになって、ご迷惑をかけました。」
プー太「・・・まー、仕方ないことですから・・・
来月からプロジェクトを新しくやり直すんですか?」
〇●〇「それは、、そうなんだけど、
これから やっていきますよ!」
プー太「はい。 頑張って下さい。」
〇●〇「ああ、どうも、
頑張りますよ(!)」
プー太は〇●〇さんに入館証を返却しました。
プー太「では、失礼します。」
〇●〇「お疲れ様でした。」
◇ 7月
やっと有休が追加されました。
参画初日、指定の場所に行くと、プー太の他に3人の協力会社社員がいて、
常駐先の会社の社員に連れられて、ビルに入りました。
エレベーターで5階に行き、ドアを開けてすぐのところに名簿がありました。
そこには、複数の入館証も置いてありました。
常駐先社員「まだ入館証はできてないので、仮の入館証を用意します。
名簿には皆さんの名前も もうあるので、探して時間を記入しておいて下
さい。」
4人は置いてあるボールペンを使って、出勤時間を記入しました。
常駐先社員「これから近くのビルに移動します。そこが作業場所になります。
申し訳ないんですが、
朝はここに来て、名簿に時間を記入して、入館証を持っていき、
帰るときは、帰りの時間を名簿に記入して、入館証をここにしまってから
帰ってもらいたいんですが、、、いいですか(?)」
4人「えっ!?」
つづく