まだですか? [作り話・JUNK]
◇ 火曜日
9:00に出社して、ノートパソコンを保管場所から取り出して電源を入れ、
紙の資料を読んでいるプー太。
少し経って、何か人が賑やかに話しているのが聞こえてきたので、その方を見ると、
ルト「すいません、こっちに出ることになっているとは知らなくて、」
■▲「いえいえ、いいんですよ。こっちも報せてなかったんですから」
プー太(報せてやれよ!)
ルトはB社社員とのミーティングにも出席して、どことなくペコペコキャラになりました。
◇
仕事は、お客様案の設計書を元に、詳細設計書を作成することになりました。
9通りある処理ルートを更に細かい処理に区分けして、各処理毎の詳細設計書を作成します。
B社イ「とりあえず、このフォーマットで行きましょう(!)」
記入サンプルのような詳細設計書が1枚 配られました。
■▲からフォーマットファイルのある場所を教えてもらって、パソコンでの作業が始まりました。
各処理の担当を振り分け、記入サンプルを真似て、設計書から詳細設計書を作成。
プー太は定時で退社しました。
◇ 水曜日
詳細設計書を作成しているプー太。
■▲「もう出来ましたか?」
モブ「××までは出来ていますが、まだ全部は出来ていません。」
■▲「出来ているのがあればいいんです!
レビューしましょう!」
モブ「レビューですか?」
■▲「はい!
B社の方と一緒に!」
モブ「えっ! B社の方とですか!?」
■▲「ダメなんですか?」
モブ「いいえ、分かりました」
◇ 夕方
レビューで指摘のあった個所について、他の詳細設計書でも同じ修正をするように指示されました。
修正して、定時で退社するプー太。
スケジュールの遅れはありません。
◇ 木曜日
モブ、ルトの作成した詳細設計書のレビューが進んでいるようでした。
今日はレビュー担当者に、初登場のB社社員のニが参加しました。
B社ニの声は大きく、作業をしているプー太にも聞こえてきました。
B社ニ「これはちょっとわかり辛い!」
「こうしたら分かりやすくなるんじゃないかな!」
「ここに欄を追加して、」
プー太(人が変わる度にフォーマットが変わってたんじゃ、終らないな。)
◇ 夕方
■▲ 「ここのところを分割して、『内容』を書いて下さい。」
プー太「(お客様案の)設計書に内容が書いてない場合は、何を書けばいいんですか?」
■▲ 「書いてない場合は、、、空欄のままでいいです」
プー太は今まで作成した詳細設計書を修正して、残りの詳細設計書を作成していました。
定時になったので、パソコンの電源を切り、保管場所にしまいに行こうとするプー太。
ワカテ「まだ帰らない方がいいみたいですよ」
プー太「何でですか?」
ワカテ「これからレビューなんですけど、まだ前の(人の)レビューが終ってなくて、
待ってるんです。」
プー太「私もレビューするってことですか?」
ワカテ「何も言われてないんですか?」
プー太「はい。」
ワカテ「だったら帰ってもいいのかも。。。」
プー太「前の人もまだ終ってないんですよね。
であれば、その次の人が終るのも、遅くなると思うんですよ。
それからレビューってことになると、かなり遅くなりますよね。」
ワカテ「そうですね。」
プー太はそのまま退社しました。
◇ 金曜日
B社ハ「えっ! (午後)9時からレビュー!?
俺、今晩 帰らないといけないんだけど、間に合うのかなー!」
B社ハは、大阪から出張の形で来ているらしく、週末は自宅に帰るらしい。
会社内で大阪の仕事が少なくなったため、東京の仕事をしているらしい。
◇
担当分の詳細設計書はすべて完成したプー太。
■▲さんに報告して、レビューに備えて、間違いがないか確認作業をしています。
ワカテも作成作業を終えて、新システムのDB(データベース)の資料を見ているようでした。
■▲ 「ワカテさんがDB資料の作成をしたいそうなんですが、
ワカテさんにやってもらってもいいですか?」
プー太「別にかまいませんが。
なぜ私に聞くんですか?」
■▲ 「犬神さんを差し置いて、やらせてもいいのかなと思って、
・・・嫌がらせをする人とか、いるんですよ。」
プー太「私は特にこだわりませんので、大丈夫ですよ。」
■▲ 「本当ですね(!) 分かりました(!)」
◇ 午後8時
プー太「(レビューは)まだですか?」
ワカテ「まだ(前の人が)終らないみたいです。僕もいつ始まるのか聞いてないです。」
この後すぐに、プー太は退社しました。
つづく
9:00に出社して、ノートパソコンを保管場所から取り出して電源を入れ、
紙の資料を読んでいるプー太。
少し経って、何か人が賑やかに話しているのが聞こえてきたので、その方を見ると、
ルト「すいません、こっちに出ることになっているとは知らなくて、」
■▲「いえいえ、いいんですよ。こっちも報せてなかったんですから」
プー太(報せてやれよ!)
ルトはB社社員とのミーティングにも出席して、どことなくペコペコキャラになりました。
◇
仕事は、お客様案の設計書を元に、詳細設計書を作成することになりました。
9通りある処理ルートを更に細かい処理に区分けして、各処理毎の詳細設計書を作成します。
B社イ「とりあえず、このフォーマットで行きましょう(!)」
記入サンプルのような詳細設計書が1枚 配られました。
■▲からフォーマットファイルのある場所を教えてもらって、パソコンでの作業が始まりました。
各処理の担当を振り分け、記入サンプルを真似て、設計書から詳細設計書を作成。
プー太は定時で退社しました。
◇ 水曜日
詳細設計書を作成しているプー太。
■▲「もう出来ましたか?」
モブ「××までは出来ていますが、まだ全部は出来ていません。」
■▲「出来ているのがあればいいんです!
レビューしましょう!」
モブ「レビューですか?」
■▲「はい!
B社の方と一緒に!」
モブ「えっ! B社の方とですか!?」
■▲「ダメなんですか?」
モブ「いいえ、分かりました」
◇ 夕方
レビューで指摘のあった個所について、他の詳細設計書でも同じ修正をするように指示されました。
修正して、定時で退社するプー太。
スケジュールの遅れはありません。
◇ 木曜日
モブ、ルトの作成した詳細設計書のレビューが進んでいるようでした。
今日はレビュー担当者に、初登場のB社社員のニが参加しました。
B社ニの声は大きく、作業をしているプー太にも聞こえてきました。
B社ニ「これはちょっとわかり辛い!」
「こうしたら分かりやすくなるんじゃないかな!」
「ここに欄を追加して、」
プー太(人が変わる度にフォーマットが変わってたんじゃ、終らないな。)
◇ 夕方
■▲ 「ここのところを分割して、『内容』を書いて下さい。」
プー太「(お客様案の)設計書に内容が書いてない場合は、何を書けばいいんですか?」
■▲ 「書いてない場合は、、、空欄のままでいいです」
プー太は今まで作成した詳細設計書を修正して、残りの詳細設計書を作成していました。
定時になったので、パソコンの電源を切り、保管場所にしまいに行こうとするプー太。
ワカテ「まだ帰らない方がいいみたいですよ」
プー太「何でですか?」
ワカテ「これからレビューなんですけど、まだ前の(人の)レビューが終ってなくて、
待ってるんです。」
プー太「私もレビューするってことですか?」
ワカテ「何も言われてないんですか?」
プー太「はい。」
ワカテ「だったら帰ってもいいのかも。。。」
プー太「前の人もまだ終ってないんですよね。
であれば、その次の人が終るのも、遅くなると思うんですよ。
それからレビューってことになると、かなり遅くなりますよね。」
ワカテ「そうですね。」
プー太はそのまま退社しました。
◇ 金曜日
B社ハ「えっ! (午後)9時からレビュー!?
俺、今晩 帰らないといけないんだけど、間に合うのかなー!」
B社ハは、大阪から出張の形で来ているらしく、週末は自宅に帰るらしい。
会社内で大阪の仕事が少なくなったため、東京の仕事をしているらしい。
◇
担当分の詳細設計書はすべて完成したプー太。
■▲さんに報告して、レビューに備えて、間違いがないか確認作業をしています。
ワカテも作成作業を終えて、新システムのDB(データベース)の資料を見ているようでした。
■▲ 「ワカテさんがDB資料の作成をしたいそうなんですが、
ワカテさんにやってもらってもいいですか?」
プー太「別にかまいませんが。
なぜ私に聞くんですか?」
■▲ 「犬神さんを差し置いて、やらせてもいいのかなと思って、
・・・嫌がらせをする人とか、いるんですよ。」
プー太「私は特にこだわりませんので、大丈夫ですよ。」
■▲ 「本当ですね(!) 分かりました(!)」
◇ 午後8時
プー太「(レビューは)まだですか?」
ワカテ「まだ(前の人が)終らないみたいです。僕もいつ始まるのか聞いてないです。」
この後すぐに、プー太は退社しました。
つづく
コメント 0